敦賀教育研究会について

1.法人の沿革、活動歴

この法人の前身は、「若狭湾歌声交流協会」として、平成17年11月に発足した。

発足当初は、少年少女合唱団マーレをはじめ、地域社会の合唱団、音楽団体のネットワークを作りつつ、独立行政法人福祉医療機構はじめ、多くの機構・財団から、助成を受けて合唱に軸足をおいて子ども達の地域交流活動(世代間・障がい者)や、自然体験、体験学習などを行ってきた。

2.特定非営利活動法人設立

平成26年8月11日 特定非営利活動法人敦賀教育研究会として福井県の認証を受ける。

3.SAKURAゼミナール開講

平成31年4月 21世紀に求められるSTEAM教育としてSAKURAゼミナールを開講する

 

○活動履歴

令和2年度

 SAKURAゼミナール オープンラボ開催

  助成 独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」

平成31年(令和1年度)

 SAKURAゼミナール 開講

平成25年度(2013)

 子どもみらい講座(保護者対象の家庭教育連続講座)

  助成 福井県社会福祉協議会  福井県まごころ基金 助成事業

平成24年度(2012)

 みらいにいいこと講座  敦賀っ子コミュニティーカフェ

  助成 キリン福祉財団(キリン子育て公募事業)

平成22年度(2010)

 ハッピーバースデイプロジェクト、「永遠のいのち」ミュージカル,橋本聖子講演会

  助成 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

平成20年度(2008)

 自然と共生できる子どもの育成、ミュージカル事業「となりのトマト」

  助成 独立行政法人福祉医療機構「長寿、子育て、障がい者基金」助成事業

平成18年度(2006)

 和楽器コンサートと体験ワークショップ

  助成 北陸労働金庫 NPO活動助成事業

 

2 法人の目的

この法人は、敦賀市及び周辺地域の青少年、保護者、市民に対して、音楽を中心とした芸術活動を推進し、子ども達の学習の支援、子ども達の体験活動・交流活動、家庭教育理解推進等に関する事業を行い、地域社会の教育の向上および青少年の健全育成に寄与することを目的とする。

 

3 2の目的を達成するための特定非営利活動

  (1)社会教育の推進を図る活動

   (2)学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動

   (3)子どもの健全育成を図る活動

   (4)前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

 

4 2の目的を達成するための特定非営利活動に係る事業

① 音楽を中心とした芸術活動事業

② 子ども達の学習支援、学力・思考力醸成事業

③ 子ども達の体験活動、交流活動事業

④ 家庭教育向上のための教育理解推進、啓発事業

⑤ 地域社会の教育、学校教育、家庭教育向上のための調査研究事業

⑥ 県・市・町教育委員会、および教育に関係する諸団体との連絡調整、支援事業

⑦ その他この法人の目的を達成するために必要な事業

 

5 主な事業およびその事業が営利を目的とせず、不特定・多数の利益に寄与する説明

   当法人は、「1、活動履歴」に記載の活動を行ってきた。

事業内容は、子ども達の自然体験活動・環境問題活動、音楽活動、保護者向けの家庭教育向上活動である。

いずれの活動も、地域の幼児、小学生、保護者に広く広報して参加者を募り、各種財団等の助成を受けて行っているものであり、営利を目的とせず、広く不特定・多数の利益に寄与するある。

 

6 法人設立の意思表明・決意

近年、地域社会や家庭の状況が変化して、子ども達の育成環境も大きく変化してきている。子ども達が実体験をとおして様々なことを学んでいく機会が不足し、自然体験も貧困である。

子ども達の学力低下も深刻である。実体験の不足により応用問題への対応が諸外国より劣り、思考力・本当の学力形成が求められている。

また、乳幼児期からの家庭教育は、子ども達の人格形成の基礎を培い、子どもの「人となり」を作っていく大切なものである。しかし、核家族化により世代間の子育ての知恵の伝承やサポートも少なくなり、地域社会の人の繋がりも希薄となる中、保護者は、様々な断片的な情報に振り回されて標なき海で孤立感を深めていく。 、特定非営利活動法人の法人格取得を機に、これまで以上に、学校や行政では十分な活動が出来にくい分野について、子ども達の教育・健全育成、家庭や地域社会への教育の啓発活動に力を注いでいきたいと考える。